メットライフ生命「つづけトク終身」特徴と口コミ評価【返戻率ダウン】

メットライフ生命 つづけトク終身

保険金・給付金の支払い満足度が約96%、保険財務力格付けでAA-と高水準な評価を得ている、メットライフ生命。

≪お客さま中心主義≫を経営指針としており、説明が親切で分かりやすいという口コミも多かったりします。

このページでは、そんなメットライフ生命「つづけトク終身」の特徴や口コミ評価、メリット・デメリットなどを調べてまとめてみました。

メットライフ生命「つづけトク終身」

メットライフ生命「つづけトク終身」の特徴

「つづけトク終身」の特徴は、[積立利率変動型]の終身保険であることです。

今の低金利時代の日本においては、利率変動型は貨幣価値の変化にも対応できる心強い保険でもあります。

基本的に、インフレになると貨幣価値が下がる(例えば、150円だった飲み物が200円払わないと買えなくなる)のですが、[積立利率変動型]の商品ですと、その際に金利上昇に合わせた利子を付けて返戻金が受け取れます。

「つづけトク終身」は、将来起こりうるインフレに力を発揮する保険と言えますね。

「つづけトク終身」の保障内容は下記の通りです。
※30歳男性、60歳払済、死亡保険金500万円、三大疾病払込免除特約を付加、の場合

  • 月額保険料:16,940円
  • 病気による死亡、高度障害保険金:500万円
  • 災害による死亡、高度障害保険金(80歳まで保障):2,500万円
  • 事故による身体障害時:障害状態の等級により、50~350万円

※払済年齢(払込期間)は、60歳、70歳、90歳の3種類から選択できます。
※死亡保険金は、200万円、300万円、500万円、1,000万円の4種類から選択できます。

続いて、契約年齢の範囲ですが、加入者年齢満20歳から契約が可能です。

年齢の上限は、下記パターンに分かれます。

払込完了の年齢 加入年齢の上限
60歳 50歳
70歳 60歳
90歳 死亡保険金1,000万円→65歳
〃 500万円以下→70歳

メットライフ生命「つづけトク終身」の良い口コミ・悪い口コミ

良い口コミ1

インフレに対応しているのが良い
「解約返戻率が高いので」と保険会社の外交員は勧めてきますけど、それってあくまでも今の日本で見たら、ですよね。

今はいいけど、将来絶対インフレになると私は思っていて、その時に解約返戻率が高くたって、そんなの意味ないですよ。

私は、仮にこのままの経済状態が続いて解約返戻金を受け取る時に数十万円損するリスクよりも、インフレが起きて今計画している金融資産価値が全部下がるリスクを避けるために、メットライフ生命の「つづけトク終身」を選択しました。

良い口コミ2

必要だと思う一般的な特約もあり、終身保険としても及第点
インフレに対応できる保険商品って少ないので、メットライフ生命のプランナーさんからお話受けた時から興味はありました。

ですが、その前に肝心の保障内容が甘いと、「それなら普通に資産運用した方が…」となるので、そこには気をつけました。

メットライフ生命の『つづけトク終身』は、死亡保険金は最大1,000万円まで選べるので、遺族年金やその他の保険との組み合わせで必要な保障は調整できるし、特約の種類も多かったので加入しました。

リビング・ニーズ特約と三大疾病の払込免除は私にとって必要でしたし、年金受取の特約もあったので、無事に満期を迎えた際には、インフレの状態を見ながら一括受取か年金受取か選べるのも良いなと思っています。

良い口コミ3

付帯サービスがお得に感じた
メットライフ生命の「つづけトク終身」って、積立利率が変動型だったり、三大疾病になると払込免除ができる特約を付けられたりと、色々メリットがあると営業さんから説明を受けました。

でもその中で自分が一番凄いなって思ったのは、付帯サービスとして、健康相談窓口や乳がん検診専門の相談窓口、専門的治療の病院紹介等々、様々なライフサポートがあることです。

特に健康相談は、「子供の夜泣きが止まらない」「親の介護で悩んでる」といった、日常のちょっとした疑問や不安にも答えてくれる様子で、こうした専用窓口がセットなら割安だなと思って入りました。

実際妻は子供のことで2回電話してみたそうで、気持ちが楽になると言ってました。

悪い口コミ1

積立利率の最低保障が一気に悪条件になった
「積立利率の最低保障が0.6%あるので、銀行に頼るよりよっぽど良いですよ」とメットライフ生命の営業さんが言ってたのですが、こちらにとってマイナスになる話は言わないんですよね。

ネットで調べてたら、元々メットライフ生命の『つづけトク終身』の最低保障利率って、1.8%や1.5%の時があったんですよね。

そのことを営業さんに言ったら、「低金利に合わせて利率を下げた」と、もっともらしいことを言っていましたが、それでも1.5%から半分以下の利率に落としたのはすごく不安です。

この部分の詳細をきちんと説明してもらわない限り、自分は加入しないつもりです。

悪い口コミ2

毎月の保険料が、相見積もり取ったら月5,000円も高かった
「うちは保険料も割安です」とメットライフ生命の営業さんが言ってましたが、ネットのシミュレーションで同じ内容の保険を4社ほど見積もりだしてみたら、メットライフ生命のこの保険が一番高かったです…。

自分は30歳で死亡保険金500万円の設定で出してみたのですが、一番安かった保険商品と比べて、メットライフ生命の「つづけトク終身」は月々5,000円も高かったです。

仮に営業さんの言う通りインフラに強いとかあったとしても、毎月の5,000円を60歳まで払い続けたら、他社より180万円も多く払うことになります。
180万円分のメリットが自分には見出せなかったので、他社の保険に加入しました。

悪い口コミ3

積立利率の見直しが10年ごとで、その間の金利変動には対応していない
「インフラ対策になる」という、メットライフ生命のプランナーさんの言葉を受けて加入しました。

実際にこうした商品を探していたので、満足していたのですが…

つづけトク終身の資料を改めて確認してみると、積立利率の見直しが10年ごとって書いてあって、かなり落胆したのを覚えています。

バブルは参考にならないかもですけど、あれだって確か5年も続いてないですよ。

10年スパンの見直しで、きちんとインフラに対応した利子の上積みがされるのか今すごく不安です。

つづけトク終身の口コミ評価まとめ

良くも悪くも、メットライフ生命の「つづけトク終身」の特徴である、『積立利率変動型』に関心を置く声が多いですね。

悪い捉え方としては、先々大したインフラにならず、最低保障である0.6%の利率が継続された場合は、間違いなく元本割れになります。

ですが、それでもインフラ対策を求める方々がいるのはなぜかと言うと、いわゆる≪ハイパーインフレ≫のようなことが起きた時に対応できる手段を用意したいからですよね。

実際に、初任給の値上がりから判断すると、3〜40年前の1万円は現在における約2万円の価値です。

物価が上がり、貨幣価値は半減したとも言えます。

現代の若い世代が老後を迎える3〜40年後にどうなっているかは未知数ですが、こうした過去の事例も踏まえ、インフレ対策を行うのは見た目の返戻率以上に重要なポイントと言えますね。

メットライフ生命「つづけトク終身」のメリットとデメリット

まずはメットライフ生命「つづけトク終身」のメリットを2つ紹介していきます。

【メリット1】
積立利率変動型でインフレ対策になる

メットライフ生命「つづけトク終身」のメリットは、10年おきに利率が見直しされ、金融事情を加味した返戻率の変動が行われることです。
インフレが起こった際に、加入時に想定していたよりも高い返戻金を受け取れるチャンスがあるということですね。

一般的な解約返戻金を伴う保険では、固定金利で返戻金が計算されます。

これは加入時に何十年後まで的確なシミュレーションができてわかりやすく、解約返戻金がいくらになるかも一目でわかるので、安心できるというメリットはあります。

ですが、固定型の商品では、加入時の計算で金額が全て固定されますので、万一将来インフレが起きるなどして貨幣価値が変動しても、そこには対応してくれないのが見えないデメリットですね。

利率が上がった分を返戻金に利子として上積みしてくれる仕組みは、将来の見えないリスクに備えられると言えます。

【メリット2】
10年ごとに積立利率が見直される

メットライフ生命の「つづけトク終身」は、10年ごとに積立利率の見直しが入るため、物価が上がっても損をしにくいメリットがあります。
(物価の変動に合わせて積立利率も動くため)

それに対して、一般的な貯蓄型保険(返戻金がある保険)は、契約時の金利が満期まで固定されるので物価が大幅に上がると、かなり損をしてしまうケースも…。

契約~解約金受取までの30年間でものすごく大きなインフレが起きた場合、メットライフ生命の「つづけトク終身」には30年の間に2回の利率見直しが入ります。

10年毎の積立部分の金額が50万円とすると、

契約 積立利率 利息
契約時~10年目 0.6% 30,000円
11~20年目 1.6% 80,000円
21~30年目 2.6% 130,000円

と、50万円の積立部分に240,000円もの利息が上乗せされます。

ただし、保険料として支払った金額の一部のみが積立部分として運用されますので、実際に支払う保険料総額は50万円を超える金額になります。

また、掛け金を毎月払いにする場合は、最初は積立金も少なくなり、利息も少額になりますのでご注意ください。
(インフレが起こるとそれに合わせて積立利率も上がります。)

これから経済が良くなって大きなインフレが起こるかも!という確信があるのなら、メットライフ生命のつづけトク終身のような、積立利率変動型の貯蓄保険に入っておく方がお得です。

【メリット3】
死亡保障が一生涯続く

メットライフ生命の「つづけトク終身」は終身保険としての役割もきちんと併せ持っています。

保険料の払込期間を60歳、70歳、90歳から選択し、払込を終えてからも、死亡保障が一生涯継続します。

複数の特約を選べるので、終身保険を用意したいというニーズを十分満たしてくれます。生命保険としての土台をきちんと満たしているのは商品として信頼できる要素ですね。

次にデメリットを2つ紹介します。

【デメリット1】
積立利率の最低保障0.6%が続くと解約返戻率が低くなる

払込を継続する中で、日本の経済状況が今の時代とさほど変化がなかった場合は、積立利率の最低保障0.6%の運用が継続されます。

その場合は加入時の年齢や払込期間、保険金額等にもよりますが、解約返戻率は80%の前後になることが予想されます。

インフレが起きなかった場合は、メットライフ生命の「つづけトク終身」よりも、固定金利型の商品で解約返戻率が100%を超えているものの方がお得になりますね。

【デメリット2】
支払った保険料の全てに積立利率が適用されない

銀行で取り扱うような金融商品とは違い、積立利率というのは、支払った保険料全てに金利がかかるわけではありません。

加入者が支払った保険料から、一般的な会社の原価にあたるお金(人件費や保険金の原資等で、保険会社では責任準備金と呼ばれます)を差し引いて残った金額に金利がかかります。
※差し引かれる額に関しては、払込保険料の額や積立利率見直し時の物価などにより変動します。

インフラ対策になるとは言いつつも、保険料として支払っている全てがその対策に適用できていない点を理解した上で加入を決める必要がありますね。

メットライフ生命「つづけトク終身」に付けられる特約の種類

◇リビング・ニーズ特約
余命6ヶ月以内と診断された場合、死亡保険金額の全額または一部に相当する金額を生存中に受け取れます。

◇年金移行特約
保険料払込期間満了後、保障の一部または全部に代えて、その分の解約返戻金を原資に年金として受け取れます。

◇三大疾病保険料払込免除特約
がん、心疾患、脳血管疾患に罹患した際に、以後の保険料払込が免除となり、保障は継続して享受できます。

◇災害死亡給付特約(80歳まで適用)
災害をきっかけとした死亡や所定の高度傷害状態になった場合、通常の死亡保険金に加えた給付金を受け取れます。

◇傷害特約(80歳まで適用)
不慮の事故による身体障害を負った場合、障害の等級に応じた給付金を受け取れます。

メットライフ生命「つづけトク終身」は学資保険として使いにくい

学資保険として利用するには、

  • 本来の目的(子供の大学資金)として利用したい15〜20年後のタイミングで保険金を受け取れること
  • 一定額の受取が見込めること

この2点が重要になります。

これらの要点から、メットライフ生命「つづけトク終身」の内容を見直すと、

  • 解約返戻金の受取は、最短でも加入者が60歳になるタイミングだから、42歳前後の加入者でないと、学資保険として受け取りたいタイミングに該当しない。(限定的)
  • 積立利率変動型はメリットである反面、最低保障利率が0.6%ということもあり、仮に払込期間が終了していても解約時に元本割れを起こす可能性がある。(不透明)

こんなデメリットがあるので、学資保険としては不向きと言えるでしょう。

「つづけトク…」という商品名にもある通り、長期間にわたって継続することでメリットが生まれる保険ということですね。

もし学資保険を考えているなら、返戻率の高さや会社の安定性を考えるとソニー生命の学資保険を選択肢の一つとして考えてみてください。

詳細は、ソニー生命の学資保険「学資金準備スクエア」のページで解説しています。
興味があるならご覧ください。

メットライフ生命「つづけトク終身」が向いている人・不向きな人

メットライフ生命「つづけトク終身」の特徴やメリットから、

将来のインフレに向けた金融資産の対策をしたい人に向いています。

未来のことは誰にもわかりませんが、現在の未曾有の低金利を考えると、大幅なインフレが起こる可能性もあります。

仮にバブル並みとは言わずとも、いわゆる≪ハイパーインフレ≫のような、何もかもの値段が上がる時代を迎えると、今の一万円札がどれほどの価値を保てるか不安ですよね…。
こうしたリスクにしっかり備えたい、という人にはオススメです。

反対に、解約返戻金を伴う金融商品に対して、あくまでも貯蓄性を追求する人には、メットライフ生命の「つづけトク終身」は不向きです。

解約返戻率だけで勝負すると、他社の保険(同じ保障内容)で解約返戻率が110%を超える商品もあります。

ですが、つづけトク終身は積立利率が大幅に上昇しない場合、解約返戻率が80%前後に留まるリスクを抱えてもいます。

あくまでも今置かれている環境の中で損をしない選択をしたい場合は、「つづけトク終身」はミスマッチになりますね。

メットライフ生命「つづけトク終身」の特徴とメリット・デメリットまとめ

監修者:FP林泉

長く続いている超低金利時代も、そろそろ終焉を迎えるのではと見られています

メットライフ生命の「つづけトク終身」は積立利率が変動するタイプの保険ですので、今後の金利状況によっては、契約者は高額な解約返戻金を受け取れる可能性があります。

しかし、支払った保険料のうちのすべての金額が積立運用されるわけではありませんので、元本割れのリスクを常にはらんでいる、というデメリットがあります。

インフレに対応できる終身保険を探している人には適した商品と言えますが、貯蓄性を重視している方には不向きでしょう。

貯蓄性を重視するなら、返戻率が100%を超えている保険商品や定期預金を検討してくださいね。

監修:FP林泉