≪利率が高い≫個人年金保険おすすめTOP5※個人年金の選び方も解説

「老後の備えに個人年金保険を考えているけど、どの保険が一番いいのかな…」

「自営業は国民年金しかもらえないから個人年金も入っておかないと」

「単に積み立てて貯めるだけでなく増やせる個人年金保険に入りたい」

年金カット法案の影響も手伝って、公的年金の支給額引き下げ・給付開始年齢の引き上げ、と今後(平成33年あたりから)支給額が大きく減少する可能性が高くなっています。

老後の生活を考えて、公的年金だけに頼らず個人年金での資産形成は、もはやマストだと言えるでしょう。

このページでは、個人年金保険の中でも『利率が良くて貯めながら増やせる』ものを、おすすめ順にランキング形式で紹介していきます。

個人年金保険おすすめランキング@利率が高いTOP5を紹介

1位
住友生命「たのしみワンダフル」

ごく一般的な個人年金の機能を持ちながら、月額払込額に応じて段階的に返戻率がアップするのが特徴的な個人年金保険。

月の払込額14,999円までを基準として、15,000~29,999円なら+0.5%、30,000円以上になると+1.0%と返戻率が上がっていきます。

60歳で払込を完了させて、65歳から75歳まで年金を受け取る場合、返戻率が約106.3%とかなり高い数値になるので、貯めながら増やせるのが良いですね。

■住友生命の個人年金保険「たのしみワンダフル」の返戻率をシミュレーション

※30歳で契約、60歳に払込完了、65歳から年金を受け取る場合、月額15,000円払込

年金として10年間に渡り受け取るパターンと、65歳のタイミングで一時金として全額受け取るパターンから選べるのも、この個人年金保険の良いところ。

例えば、加入時30歳の時点では公的年金に+αしようと考えていたけど、他の資金運用が上手くいき老後は公的年金だけで何となりそう!と分かったら、一括で受け取り自分の趣味や孫の教育資金として使う、また、急にお金が必要になったときにも使えるので非常に柔軟性が高い個人年金保険だといえます。

■契約年齢別の返戻率一覧表(掛金はいずれも月15,000円と設定)

契約年齢 払込総額 総支給額 返戻率
20歳 7,200,000円 7,788,000円
(7,640,000円)
108.1%
(106.1%)
30歳 5,400,000円 5,741,000円
(5,630,000円)
106.3%
(104.3%)
40歳 3,600,000円 3,779,000円
(3,700,000円)
104.9%
(102.9%)

( )内は65歳でまとめて受け取った場合の数字です。

若いうちから入ってコツコツと積み立てておくと、公的年金に80万円ほど上乗せされる(月換算すると約7万円)ので、国民年金だけしか加入していない自営業者でも老後の生活はそれなりに安定するでしょう。

また、保険料の払込期間中には、死亡保障(給付金=払込相当額となる)がついているので、万一のときでも損はしない点も◎

■住友生命の個人年金保険「たのしみワンダフル」詳細

被保険者の年齢 0~75歳
保障内容 死亡時○
高度障害時×
年金積立設定額 年20万円~
月額払込保険料(※) 7,250円~
保険料の払込 月払い、年払い、半年払い
保険料の払込方法 クレジットカード、口座振替
年金支給期間 一括、5年、10年、15年
付けられる特約 ・税制適格特約(’90)
・指定代理請求特約

※契約者の年齢、払込満了期間、年金受給開始日、年金受給期間によって月額保険料が1円単位で変動します。
(契約者38歳、60歳払込満了、65歳年金受給開始、10年間年金を受給したときの月額払込額をシミュレーションしています)

■住友生命の個人年金保険「たのしみワンダフル」の良い口コミと悪い口コミ

返戻率を高くするコツを教えてもらって108%を超えた!

契約時に予定していた返戻率は105%弱だったのですが、個人年金の給付を受ける手続きをしたときに、住友生命の営業さんに『あと5年寝かせればもう少し利率があがりますよ』と説明を受けたので、そのとおりしてみたら返戻率が108.1%まで上がりました!

それなりに大きな額を積み立てていたので、3%分は大きいです。
こちらが有利になるように色々とアドバイスをもらえるのは嬉しいですね。

20年で60万円増えて返ってくる

掛金の増額や年金受取開始年齢の引き上げなど、公的年金の適当さに嫌気がさして、個人年金に手を出したクチです。

子どもが巣立ったことだし、この先大きなお金が出ていくことはないから毎月5万円と大きく掛けました。
20年間で1,200万円貯めれて、返戻率が105.0%だから60万円も増えることになります。
銀行の定期預金で老後のお金を貯めていくよりも効率が断然いいですね♪

途中で解約しなければ返戻率が良いから◎

30歳の時に加入して60歳で払込が終わる予定です。
毎月払っている保険料は25,000円と、頑張れば何とかなるような額なのですが、家内が大きな病気をしてしまい払込が少し厳しくなってきました。
その旨、営業の人に連絡すると「今解約するとかなり勿体ないから何とか頑張ってみてください」とのこと…。

確かに、満額払い込めばその後は増えて戻ってくるからお得なのですが、今解約すると80%くらいしか戻ってきません。
あまり大きな額で積み立てていくのも考えものだなぁと思いました。

取り敢えず、銀行の定期預金を崩して年金保険の支払いに回そうかと考えています。

自分で資産運用できる人には全く必要ない

20年や30年も保険金を支払って、増える額は5%程度なら投資の知識を付けて自力で増やしていった方がいいと感じます。
この個人年金保険で合計1,000万円を保険会社に預けましたが、増えた額はたった50万円。

投資の勉強を1年間して実践してみたら、3年で500万円が650万円になりました。
僕みたいに投資のセンスがある人なら、個人年金保険に回すお金を投資に回した方がいいですね。

2位
明治安田生命「年金かけはし」

明治安田生命も住友生命と同じタイプの個人年金保険ではありますが、返戻率が約105.9%と0.6%低い(※)ので、少しでも多く増やしたい人は1位の住友生命を選んだ方が良いでしょう。(※30歳で契約した場合)

ただ、保険料を月額6,000円から設定できる(払込期間が最低35年必要)から、毎月の保険料払込を抑えながら少しずつ老後の蓄えをしていきたい人には向いています。

■明治安田生命の個人年金「年金かけはし」の返戻率をシミュレーション

※30歳で契約、60歳に払込完了、65歳から年金を受け取る場合、月額10,000円払込

また、年金受取期間を『一括か5年か10年』の3パターンから選べるため、65歳の経済状況によって柔軟な対応ができるのもGOOD。

■契約年齢別の返戻率一覧表(掛金はいずれも月10,000円の設定)

契約年齢 払込総額 総支給額 返戻率
20歳(※1) 4,200,000円 4,490,000円
(4,420,000円)
107.1%
(105.2%)
30歳 3,600,000円 3,810,000円
(3,750,000円)
105.9%
(104.1%)
40歳(※2) 2,880,000円 2,980,000円
(2,940,000円)
103.7%
(102.0%)

※( )内は65歳でまとめて受け取った場合の数字です。
※1 払込期間の上限が35年なので20歳で契約した場合は55歳で払込が完了し、60歳から年金を受け取る形となります。
※2 40歳で契約した場合、月額保険料が12,000円からとなります。

契約する年齢によって、払込完了までの期間や月額保険料の最低額が細かく変動するので、公式サイトのシミュレーターを使って、自分の場合はどのくらい貯蓄できるのか?どれくらい増えるのか?をチェックしておいた方がいいですね。

■明治安田生命の個人年金保険「年金かけはし」詳細

被保険者の年齢 20~55歳
保障内容 死亡時○
高度障害時×
年金積立設定額 25万2千円~
(35年間払い込む場合)
月額払込保険料(※) 6,000円~
保険料の払込 月払い、年払い
保険料の払込方法 口座振替
年金支給期間 一括、5年、10年
付けられる特約 ・税制適格特約(‘90)
・指定代理請求特約

※契約条件などは、1位の住友生命の個人年金保険と同じです。

■明治安田生命の個人年金保険「年金かけはし」の良い口コミと悪い口コミ

契約条件を細かく設定できるところがGOOD

他社の個人年金保険では、毎月の掛金が15,000円、20,000円、25,000円と決まっているのに対して、明治安田生命の個人年金保険では6,000円から決められます。

今の家計に無理のないように、老後の蓄えができるのは良いですね♪
また、受け取り方法も、一括・5年・10年のどれかを後から選べるのも、融通がきいて良いと思います。

担当の営業さんがとても親切でいい感じでした

明治安田で入っている生命保険が更新時期だったので、営業の人に来てもらって色々と説明を受けていたときに、年金の話が出たので詳しく教えてもらうことにしました。

公的年金だけでは老後の生活は確実に辛くなること、銀行の定期預金で貯めても金利が低いから全然増えない、それなら30年で5%くらい増えて返ってくる個人年金保険の方がいいこと、年末調整の保険控除対象になるから税金の還付額が少し増えること、など分かりやすく教えてくれました。
実際に加入した後も、2ヶ月くらいに1回は連絡があり放置されていない感じがして安心です。

貯まるけど増え幅が今ひとつ小さい

個人年金保険だから、払込満了までに解約しない限り元本割れはしませんが、もっと大きく増やして老後の備えにしたい!と途中から思ってきて、結局2年で解約しました。(掛金はほとんど返ってきませんでしたが…)

その後は、投資信託を始めて今は順調に増えています。
コツコツと貯蓄したい人には向いていますが、ドカンと増やしたい人には不向きですね。

払い込みの年数によって月額掛け金が高くなる…

毎月6,000円から積み立てられるから手軽でいいな~と思って、営業の人に家まで来てもらい説明を受けところ、12,000円が毎月の最低積み立て額になります、と言われました。

35年間払い込める人は毎月6,000円からが適用されるけど、25年未満の払込になる場合は毎月12,000円になるとの事です。
60歳で払い込みは完了させておきたいので、38歳の私は22年間しか振込期間がないから強制的に12,000円に…。
もう少し安い月額掛け金の個人年金を探すことにしました。

3位
ソニー生命「個人年金保険」

一人ひとりのライフスタイルに合った保険商品を紹介する“ライフプランナー”の育成に力を入れているソニー生命では、一般的なモデルケース(年金額100万円、35~60歳まで払込、60~70歳の10年間給付)で、返戻率が約104.8%少し低め。

上位2つの個人年金保険と比べると、払込完了から年金支給日までの措置期間がないタイプ(払込完了後すぐ年金支給)なので、返戻率が低めに設定されています。

■ソニー生命「個人年金保険」の返戻率をシミュレーション

※35歳で契約、60歳で払込完了、60歳から年金支給、月額32,010円払込

上のシミュレーションでは、25年間で約1000万円の積立をするため、月額保険料が3万円以上とかなり高くなっています。

何年間でいくら積立てるのか?をライフプランナーと相談しながら、家計を圧迫しないように月額保険料を設定した方がいいですね。

■ソニー生命「個人年金保険」は高度障害になったら払込が免除されるのが◎
他社の個人年金保険だと、高度障害になっても保険料は払い続けないといけないので、大抵の人が払込満了前に解約することになります。

個人年金保険は、基本的に『払込満了前の解約は大きく元本割れするようになっている』ため、損をしてしまうんですね。

その点、ソニー生命の個人年金保険は、高度障害になってもそれ以降の保険料が免除されるので、万一のときに家族に負担をかけてしまう心配がありません。

■ソニー生命「個人年金保険」の詳細

被保険者の年齢 15~60歳
保障内容 死亡時○
高度障害時○
(払込免除)
年金積立設定額 20万円~
月額払込保険料(※) 7,328円~
保険料の払込 月払い、年払い、半年払い
保険料の払込方法 口座振替
年金支給期間 一括、5年、10年、15年
付けられる特約 ・税制適格特約(‘90)
・指定代理請求特約

※契約条件などは、1位の住友生命の個人年金保険と同じです。

■ソニー生命の個人年金保険の良い口コミと悪い口コミ

60歳になったらもらえるところが良い

他の保険会社の個人年金は、65歳から受け取りを開始すると返戻率が105%くらいになるのですが、ソニー生命の個人年金保険は60歳から受け取っても↑と同じくらいの返戻率なので、60歳で退職して65歳の公的年金支給までの間の蓄えが不安な自分に向いているなぁと思いました。

担当者が凄くマメな人で安心しました

公的年金だけでなく、自分でも年金を積み立てていかないと将来が不安だなと感じて、ネットでソニー生命の個人年金保険を見かけたので資料請求をしてみました。

正直、資料を見るだけでは全く分からなかった(笑)ので、難しそうだからいいかなぁと諦めかけていたところ、ソニー生命の営業の人から電話が…。
ゴリ押しで加入を勧めてくるのか?と思いきや、資料の中で何か分からないことがあったら何でも言ってくださいね、との内容でした。

加入した後のお金の動きが一番知りたい、と言うと、人によって違うので一度シミュレーションした資料を実際に持って行っていいですか?と。
で、6~7種類のシミュレーション結果資料を持って来てくれて、その中の1つが自分のライフスタイルに合っていると感じたので加入しました。

加入後も月に1回くらい電話やメールで最新の年金情報を教えてくれるので、とにかく安心感があっていいな~と思います。

今回のライフプランナーはハズレ

前回、生命保険でお世話になったときのプランナーさんはとても良かったのですが、今回担当が変わったらしく、新米っぽい人が個人年金保険の相談役になってくれました。
個人年金の話をしているのに、外貨建て終身保険はどうですか?医療保障のこの部分を変更すると保障が手厚くなりますよ?と、あまり関係のない話で3時間くらい無駄にしました。

そりゃ保険に詳しい人だったら、お得な話で食いつくかもしれないですが、私はひとまず年金について知りたかっただけなのに…。
ひとまず、ライフプランナーを変更して欲しい、とお客様相談センターに伝えておきました。

4位
フコク生命「みらいプラス」

個人年金保険としてはごく一般的(住友生命や明治安田生命などとほぼ同じ)ですが、フコク生命の「みらいプラス」は、災害によって死亡したときに給付される保険料が積立総額の1.1倍になる、といった特徴があります。

返戻率は103.0%と他社よりも低めに設定されているので、増やすというより災害時の“もしも”に備えたい人向きだと言えますね。

■契約年齢別の返戻率一覧表(掛金はいずれも月10,000円の設定)

契約年齢 払込総額 総支給額 返戻率
20歳 4,800,000円 5,023,000円 104.6%
30歳 3,600,000円 3,708,000円 103.0%
40歳(※) 1,800,000円 1,852,000円 102.8%

※40歳で契約する場合、55歳で払込完了(15年間払込み)の後、10年据え置きして65歳から年金支給開始となります。

■フコク生命の個人年金保険「みらいプラス」詳細

被保険者の年齢 0~55歳
保障内容 死亡時○
(↑災害時は補償額1.1倍)
高度障害時×
年金積立設定額 10万円~
月額払込保険料(※) 5,000円~
保険料の払込 月払い、年払い、半年払い
保険料の払込方法 口座振替
年金支給期間 一括、5年、10年
付けられる特約 ・税制適格特約(‘90)
・指定代理請求特約

※契約条件などは、1位の住友生命の個人年金保険と同じです。

■フコク生命「みらいプラス」の良い口コミと悪い口コミ

災害で死亡した時の給付金が少し多くもらえるのが良い

災害以外の理由で死亡したときの保障は他社の個人年金保険と同じですが、災害が絡む死亡時に積立額に10%上乗せされて給付金が支払われる点にメリットを感じて契約しました。

年金支給開始日まで死亡しないに越したことはないのですが、もしもの事を考えるとこの保障内容は良いと思います。

対応が丁寧で安心できました

そろそろ個人年金保険に入って老後の蓄えを作って行こうと思い、色んな保険会社に電話で問い合わせをしましたが、フコク生命の対応が凄く丁寧で解りやすかったです。
(質問に対して保留ナシで即答してくれたのはフコク生命だけ!)

保険は何かあった時に迅速に対応できるか?も大切だと思うので、個人的にはとても好印象ですね。
返戻率に関しては他社の個人年金保険には負けますが、それよりも安心さを取りました。

自社商品に対する知識が少なすぎる

払込期間や返戻率についてコールセンターに問い合せをしたけど、電話にでた担当者が自信のない口調で、とても不安になりました。

個人年金保険のことを質問しているのに、外貨建ての終身保険の方が貯まりますよ、と提案してくるので、こちらの悩みをあまり理解していないのかな?といった印象を受けましたね。

結局、他のスタッフに変わってもらい説明を受けると全て解決しましたが、ちょっと時間がもったいなかったなぁと思います。
コールセンターのスタッフをもう少しきちんと教育して欲しいものです。

5位
マニュライフ生命「こだわり個人年金」

米ドルもしくは豪ドルといった“外貨”を活用して、将来の資金を積み立てながら増やしていくタイプの個人年金保険です。

上手く運用できれば返戻率130%以上も可能ですが、逆に大きく元本割れをするリスクもあることは頭に置いておかないといけません。

また、次の費用がかかってくる点も知っておいて下さい。

■マニュライフ生命「こだわり個人年金」にかかる費用

保険関係費 保険契約をする時の手数料
解約時の費用 解約時にかかる手数料
年金管理費 年金を支給するときの手数料
外貨運用手数料 外貨⇔日本円の両替手数料

※個々の契約内容や手続き時の為替によって手数料の金額が全然違うので、自分のケースではどうか?を知りたい人は、保険見直しラボや保険の窓口などの保険相談サービスを使ってFP(ファイナンシャルプランナー)に聞いてみて下さい。

⇒保険相談サービスおすすめランキング

保険会社による資産運用があまり上手くいかなかったら、上で説明した手数料と運用で増えた額がほぼ同じになり、あまり増えない…というケースも少なからずあります。

老後の資金を貯めるだけでなく増やしたい人にはあまりオススメできません…。

老後のお金は別口である程度準備しているけど、自由に使えるお金が少しあるので資産運用にも回してみたいなぁ、と思っている人には向いています。

■マニュライフ生命「こだわり個人年金」の詳細

被保険者の年齢 0~55歳
保障内容 死亡時○
高度障害時×
年金積立設定額 12万円×払込年数
月額払込保険料(※) 10,000円~
保険料の払込 月払い、年払い、半年払い
保険料の払込方法 クレジットカード、口座振替
年金支給期間 一括、5年、10年
付けられる特約 ・税制適格特約(‘90)
・指定代理請求特約

※契約条件などは、1位の住友生命の個人年金保険と同じです。

■マニュライフ生命「こだわり個人年金」の良い口コミと悪い口コミ

かなり夢のある個人年金だと思います

以前から資産運用に興味があったのですが、何からどう始めればいいのかわからず断念していたところ、この個人年金に出会いました。

外貨建ての積立型保険なので、円建てよりも増える時は大きく増えるのがとても魅力的ですね。
年金受け取り時にはどれくらい膨れ上がっているのか?今からとても楽しみです。

外貨か日本円か好きな方で年金を受け取れる

私は海外旅行(特にアメリカ)が好きで、定年後は暇があればアメリカに遊びに行きたいなぁ~と思っているのですが、その時にこの年金を米ドルで受け取ればいちいち両替しなくてもいいのが良いですね。

何十万円も両替すると手数料だけで1万円以上取られることも多いので、節約にも繋がります。
もし体が悪くなって海外旅行をしなくなったとしても、その時は日本円で受け取ればいいだけの話ですよね。

どちらか自由に選べるのは私にとってはとても魅力的です。

元金割れを起こすリスクもあるとのこと…

外貨建ての個人年金保険だから、為替に大きく左右される(運用失敗すると元本割れになる)点は知っておかないとダメです。
65歳から毎年100万円の年金が入るんだ、と最初から決まっていたら安心できるのですが、毎年いくら入るのかな?と不確定な部分があるので私は安心できませんでした。
老後の蓄えが十分な人、ギャンブル要素のある保険に抵抗がない人、なら向いていると思います。

個人年金保険の選び方3つのポイント

【ポイント1】
返戻率が高く設定されているか


個人年金保険は貯蓄型保険の一つなので、どれだけ貯まるか?に加えて『どれだけ増えて戻ってくるか?』も重要ですよね。

払込金額に対しての≪返戻率≫は必ずチェックしておきましょう!

■個人年金保険の返戻率を比較

保険会社/個人年金商品名 返戻率
住友生命
「たのしみワンダフル」
106.3%
明治安田生命
「年金かけはし」
105.9%
ソニー生命
「個人年金保険」
104.8%
フコク生命
「みらいプラス」
103.0%
マニュライフ生命
「こだわり個人年金」
変動型
(為替の影響で100%を切る事もある)

※契約者30歳男性、60歳払込、65歳受給開始、年金受取期間10年の条件
(全く同じ条件設定ができないため近い条件で返戻率を出しているものもあります)

【ポイント2】
保険料をクレジットカードで払い込めるか


「保険」と言えば“口座引落が一般的”と考えられてきましたが、最近ではクレジットカード払いに対応している保険会社がかなり増えてきました。

クレカで払い込むメリットは、何といってもクレカのポイントが付くところ。

還元率の高いカードなら、払込保険料の1%分もポイントがもらえることもあるので、返戻率だけでなくクレカ払いも可能かどうか?も確認しておいてくださいね。

■個人年金保険料のクレカ払い可否を比較

保険会社/個人年金商品名 クレカ払い可否
住友生命
「たのしみワンダフル」
明治安田生命
「年金かけはし」
×
ソニー生命
「個人年金保険」
×
フコク生命
「みらいプラス」
×
マニュライフ生命
「こだわり個人年金」

40年間で1000万円の年金を積み立てたとして、1%分のポイント(1ポイント1円相当で使える場合)が付いたら…10万円もプラスになるのはかなり大きいです。

【ポイント3】
受給開始年齢をある程度自由に設定できるか


現状では、国民年金や厚生年金に合せて「60歳で払込が完了して65歳から受け取りを開始する」というケースが、どの保険会社の個人年金保険でもスタンダードとなっていますが、60歳から65歳の間に何があるかなんて分かりません。

例えば、自分や家族が病気・事故で長期間の入院生活をしないとダメになることも0%ではありませんよね…。
そんな時のために、65歳より前でも受け取れる個人年金保険の方がもしもの時に役立ちます。

■個人年金保険の受給開始年齢を比較

保険会社/個人年金商品名 受給可能な年齢
住友生命
「たのしみワンダフル」
60歳~1年刻みで設定可能
(1~5年の間で決めれる)
明治安田生命
「年金かけはし」
ソニー生命
「個人年金保険」
60歳固定
(払込満了後すぐ)
マニュライフ生命
「こだわり個人年金」
基本的には60歳
(年金給付前なら80歳まで先延ばし可)

各保険会社の公式サイトには、契約例の一部しか書かれておらずそれだけでは判断しにくかったので、コールセンターに電話で質問してもらった回答を上の表にまとめてみました。

公的年金が支給される前でも受取可能な、住友生命・明治安田生命・マニュライフ生命がおすすめです。

3つのポイントで個人年金保険を比較

個人年金保険 返戻率 クレカ払込 受給開始年齢
住友生命
「たのしみワンダフル」

108.1%

60~65歳の間で設定
明治安田生命
「年金かけはし」

107.1%
×  
ソニー生命
「個人年金保険」

104.1%
×
60歳固定
マニュライフ生命
「こだわり個人年金」
×
変動

60~80歳の間で設定
フコク生命
「みらいプラス」

103.0%
×
60~65歳の間で設定

全てのポイントを綺麗にクリアできているのが、住友生命の「たのしみワンダフル」ですね。

高い返戻率だけでなくクレジットカードでの払込も可能なので、【積み立てる+増やす】という視点から見ると、かなりオススメ。

個人年金保険のメリットとデメリット

【個人年金のメリット1】
公的年金に+αの形で老後の備えを作れる

国民年金や厚生年金といった公的年金は、そのシステムが徐々に破たんしかけている、とも言われています。
(国がこのまま何も対策しなければ年金システムはおそらく機能しなくなるであろう…という意味)

国もそこまでバカではないので、受給開始年齢の引き上げや受給額の減額等の対策を講じる可能性が高いと言えます。

また、仮に現状が維持できたとしても、国民年金だけだと月55,000円ほど、厚生年金でも月150,000円程度が平均的な金額なので、これらだけに頼りきっていてはギリギリの生活しかできません。
年老いて、趣味の一つも満足にできるお金すらない…。こんな惨めな余生は嫌ですよね。

例えば、ここに毎月50,000円プラスされるだけでも生き方は変わってきます。

個人年金保険は、元気な内にコツコツと老後のためのお金を貯めていけるのが最大のメリットだと言っていいでしょう。

【個人年金のメリット2】
保険料控除の対象になる(節税できる)

個人年金保険は、保険控除としてカウントできるので所得税や住民税の節税になります。
保険と税金についての詳細は別のコーナーで説明しているので、詳しく知りたい人はそちらを参考にしてください。

ただ、個人年金保険に関しては「税制適格特約(’90)」を付けておかないと、個人年金保険料の控除枠ではなく一般生命保険料の枠にしか入れることができません。

■3種類の保険料控除について
1.一般生命保険料控除
⇒死亡保障がメインのいわゆる生命保険
2.介護医療保険料控除
⇒入院や通院など医療の保障が付いている医療保険
3.個人年金保険料控除
⇒個人年金保険料税制適格特約が付いている個人年金保険

それぞれの控除額が4万円まで(合計最大12万円)だから、個人年金保険料は1.の控除枠に入れて計算した方がより多く節税できます。

【ケース1】
1.で4万円(生命保険と個人年金を合算すると控除額が高くなったが上限で頭打ち)
2.で2万円
3.で0円
合計6万円の控除
となるよりも↓

【ケース2】
1.で3万円(生命保険だけだったので控除額の上限に達しなかった)
2.で2万円
3.で4万円(個人年金保険の枠に入れた計算すると上限いっぱいまで控除された)
合計9万円の控除

ケース2の方が3万円も多く控除されているのが分かりますね。

ただ、一定の条件を満たしていないと税制適格特約(’90)を付けられない事も知っておきましょう。

○税制適格特約(’90)を付けるための条件
・年金受取人=契約者もしくはその配偶者
・保険料の払込期間が10年以上の契約
・60歳以降に個人年金の給付を始めて、受取期間が最低10年

※このページで紹介している個人年金保険は、上記の条件を満たせば『税制適格特約(’90)』を付けられるようになっています。

【個人年金のデメリット1】
払込満了の前に解約すると損をする可能性が高い

個人年金保険は、契約時に「払込満了」と「支給開始」のタイミングを設定するのが基本となっています。

毎月積み立てていくのが家計的に辛くなり、この「払込満了」(満期とも呼ばれる)までに解約をしてしまうと、元本割れを起こすケースが非常に多いんです。

何%しか戻ってこないか?は、契約者の年齢や保険商品によって細かく設定されているので、ハッキリは言えませんが【払込総額の60~80%程度】だと思っておいてください。

60歳までにお金がどれだけ必要になるのか?をシミュレーションをした上で、解約せずに払っていける金額を積み立てるようにしましょう。

【個人年金のデメリット2】
インフレ(物価上昇)に弱い

個人年金保険は、定期保険やその他の貯蓄型保険(学資保険や養老保険など)と同じく、20年や30年と長期に渡りお金を積み立てて満期になるまで寝かしておく形なので、その間にお金の価値が下がる(=物価が上がる)と、かなり損をしてしまいます。

その点、銀行の普通預金で貯金をしている人なら、インフレの傾向が見え始めた時点で貯金を下ろし、インフレに強い株式へと変換しておく、という風な対策も可能といえば可能ですよね。

ただ、インフレではなくデフレ(お金の価値が上昇)の場合は、逆に下のように得をすることもあるため一概にデメリットだ!と決めつけられない部分もあります…。

【基礎知識1】個人年金保険の種類とそれぞれの特徴

個人年金保険は、【年金の受け取り方】と【運用の仕方】によってタイプが分かれます。
まずは、年金の受け取り方から順に説明していきますね。

■年金の受け取り方による種類

種類 受け取り方・特徴
確定年金 年金を何年間受け取るか?を
契約時に決めるタイプ

5年10年と期間を決めて受け取るため
掛金総額+α(返戻率による)=年金支給額
となります

積み立てた分を後から分割で受け取る、
と最も単純な仕組み

終身年金 年金を死ぬまで受け取るタイプ

年金額は低いですが、
長生きすればその分たくさん貰えます

保証期間付
終身年金
終身年金に「○年間の年金は保証」
という条件がついたもの

例えば、1年しか年金を貰わずに
死んだ場合でも、10年の保証が
ついていたら残りの9年分は
配偶者や子等の遺族が受け取れます

○保証期間付終身年金について詳しく解説
保証期間付終身年金とは、終身年金に保証期間が設定されている年金のことです。

  • 保証期間中に死んだ場合、その期間が終了するまで遺族が年金を受け取れる。
  • 保証期間後に死んだ場合、死んだ時点で年金の給付が終了する。

簡単に言うと、『長く生きるほど多くのお金が手に入る』ということですね。

「一定の期間までは給付金が保証されている+死ぬまで年金をもらえるのなら確定年金よりもお得だよね?」と感じますが、このタイプの個人年金保険は、保証期間中に死んだ場合の返戻率が約30%に設定されています。

例えば、次の条件でシミュレーションすると、
[条件]

  • 保険料の払込は30~60歳まで
  • 個人年金受け取りが60歳から
  • 払込合計金額は720万円
  • 年21.6万円が年金として給付される
    (10年で216万円)

◇保証期間付終身年金の受取総額と返戻率の推移

死亡した年齢 受け取った年金の総額 返戻率(払込総額に対して)
70歳 216万円 30.0%
80歳 432万円 60.0%
90歳 648万円 90.0%
93歳 約713万円 約99.0%
94歳 約734万円 約101.9%
100歳 864万円 120.0%

94歳まで頑張って生きないと元本割れになることが分かりました…。

日本の平均寿命(女性87.2歳、男性81.1歳)を見ると損をする可能性が高いので、この保証期間付終身年金保険はあまりオススメできません。

※返戻率80%目指して100歳まで長生きするぞ!というモチベーションUPのために使うのならアリです。

■運用の仕方による種類

種類 運用方法・特徴
定額年金 契約時の金利を適用して
年金を積み立てる方法

契約時に支給年金額が確定するので、
安心して貯められます

変額年金 積立金を保険会社に
資産運用してもらう方法

上手く運用してもらえれば、
支給される年金額が増えるから
良いですが、運用に失敗されると
元本が割れるリスクがあります
ただ、最低保証の利率を設定している
保険会社も中にはあります

このように、どの受け取り方にするか?また、どんな風に運用してもらうのか?(積み立てるのか?)によって、同じ個人年金保険でも「受け取れる期間」「受け取り総額」が違ってきます。

老後をどのように過ごすか、公的年金がどれくらい支給されるか、これらは人によって違うので、将来のライフスタイルや経済面に関することのプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)に相談してみるのが一番いいでしょう。

個人年金保険に強いFPを紹介してくれる『保険相談サービス』を使うと簡単に見つかるので活用してみてください。(無料で紹介してくれます)

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【基礎知識2】個人年金保険の配当金について

個人年金保険のパンフレットには『5年毎利差配当付』という言葉がよく出てきます。

これは、“支払った積立金を保険会社が5年刻みで資産運用して、プラスになった分を配当金として還付しますよ”といった内容で、外貨建て以外の個人年金保険にはだいたい付いています。

ただ、最近では保険会社が資産運用にあまり力を入れておらず(国債利回りの悪化等の影響で運用が難しくなっていることが主な理由)、40年間積み立てても0円や1,000円といった感じで、さほど増えないケースがほとんど…。

この配当金は無いものと考えて積み立てた方が良いでしょう。

個人年金保険の配当金は支給年金に上乗せされて還付される

5年毎利差配当というのは、個人年金保険以外の貯蓄型保険にも付いていることがありますが、その場合は5年に1度『還付金』という形で契約者の口座に振り込まれます。

ただ、個人年金保険に関しては、少し上の項目で説明をした「税制適格特約(’90)」を付けて、個人年金保険控除の対象としているケースがほとんどなので、年金支給開始日より前にお金を受け取れなくなっています。
(税制適格特約(’90)を付ける条件に【年金支給開始日以前に、一時金や還付金などを受け取らない】というものがあるから)

そのため、配当金が発生するとその金額は保険会社に一旦プールされ、支給年金額に上乗せされる形で支払われます。

【基礎知識3】個人年金の掛金は「減額手続き」で調整できる


個人年金保険に入ったけど、毎月の支払いが辛くなってきた…、手術や入院で急な出費が続き個人年金に何万円も払えない、という場合は【保険料の減額】で負担を軽減できます。

毎月の保険料を○円にしてほしい!と伝えるのではなく、年金給付金(将来受け取る年金)の総額を減らして、それを何年間で払い込むか設定し、月額の掛金がいくらになるか?が算出される、といった流れで減額されます。

個人年金保険は一度減額すると増額ができない

収入が増えたし、急な出費も今後なさそうだから減額した掛金を元に戻そうかな?と思っても、個人年金保険に関しては増額の処理が一切できません。
(どの会社の個人年金でも増額は不可)

増額したい場合は、もう一つ新たに個人年金保険を追加で契約するという形になります。
ただ、ここで注意して欲しいのが、【今と同じ月額掛金の保険に入れないかもしれない】ということ。

例)
月額掛金を18,000円に設定して契約

<2年後>

毎月の支払いが辛いから7,500円(下限)まで月額掛金を減額

<3年後>

家計に余裕が出てきたから、もう一つ追加で同じ内容の個人年金に入りたい
7,500円×2契約で14,000円くらいなら払える!

このように考えるのが普通ですが、実は保険商品の内容改定はよくある話なんです。

減額手続きをした時は、7,500円まで月額掛金を下げれたけど、その後改定が入って月額掛金の下限が12,000円となると、既存契約分と合わせて毎月19,500円も支払わないといけなくなります。

返戻率が改定されて大幅に下がってしまうケースも無いとは言えません。

個人年金保険は、【今の生活を圧迫しない程度に】かつ【何かあった時のために少し余裕を持たせて】月額掛金の設定をしてください。

とは言え、今後の人生でどんな事が起こるか全く見当がつかないから、どうしたらいいのか分からない…と思う気持ちも分かります。

そんな時は、将来のライフプランニングを作るプロである『FP(ファイナンシャルプランナー)』に相談して、無理なく老後の蓄えをするには毎月どれくらいの掛金を払うべきか?アドバイスをしてもらいましょう。

個人年金保険に強いFPは、保険見直しラボや保険の窓口といった「保険相談サービス」にて無料で紹介してくれます。

どの保険相談サービスがいいか?をまとめているコーナーも作っておいたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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保険選びに先入観は禁物、手間ひまかけてでも比較検討することが大切

監修者:FP大川敦士

個人年金保険を選ぶ上で最も大切なことは、先入観を捨てて多くの保険を比較検討することです。

そのためには、各保険のメリット・デメリットだけでなく将来必要となる金額や時期を明確にすることが欠かせません。

これらが明確でなければ、必要以上の保険に加入したり、反対に保険金額が不足したりすることになります。
つまり、将来設計に応じて適切な保険はひとりひとり異なると言えます。

また、老後資金形成においては、公的年金の受給開始年齢の引き上げや受給額の減額の可能性を考慮する必要があり、個人年金保険だけでなくiDeCo(個人型確定拠出年金)や積立NISA等の税制優遇制度を組み合わせた資産運用が効果的と言えます。

監修:FP大川敦士