明治安田生命「じぶんの積立」の特徴と口コミ評価

明治安田生命じぶんの積立

明治安田生命の貯蓄型保険「じぶんの積立」は、どのくらいのペースで毎月いくら積み立てるのか?
最終的にどれくらい増えて戻ってくるのか?
生命保険としてどんな保障内容なのか?

など、明治安田生命の公式サイトを見ただけでは少し分かりにくいと思います。

このページでは、明治安田生命の「じぶんの積立」の特徴やメリットデメリット、口コミ評価、学資保険の代わりになるか、どんな人に向いているのかいないのか?について詳しく解説していきます。

明治安田生命の貯蓄型保険「じぶんの積立」

明治安田生命「じぶんの積立」の特徴

明治安田生命「じぶんの積立」は、とにかくわかりやすさと手軽さを前面に出した商品と言えます。
具体的な特徴は、大きく4点あります。

■いつでも返戻率100%以上保障
加入後いつ解約しても、いつ受け取っても、元本割れしないという点で、銀行に預けるのと同じ感覚でノーリスクなのがポイントです。
(但し、保険会社が倒産した場合は、その限りではありません。)

■満期保険金として、支払額の103%の受取を保証
銀行と同じノーリスク感覚で積立ができますが、「じぶんの積立」では満期時に3%分の上積みされます。

■一律の払込期間、受取期間で、4種類の掛け金から選ぶだけ
5千円を1口として、最大4口(2万円)までの積立から選ぶことができ、また払込期間は一律5年で終了し、10年で満期を迎えるプランのみなので、シンプルで分かりやすいですね。

■健康状態、既往歴の心配が無用
「じぶんの積立」は、健康状態の告知が不要で、既往歴(過去に病歴)のある人でも申し込めるので、誰でも安心して加入出来ます。

明治安田生命「じぶんの積立」の保障内容について

この保険の保障内容は、満期を迎えた場合と、満期を迎えずして契約者が亡くなった場合に分かれます。

◇満期時
1口~4口いずれの場合も、10年後に支払額の103%が保険金として支払われます。

◇契約者死亡時
(1)契約後180日以内の死亡、もしくはコレラや腸管出血性大腸菌感染症等、特定の感染症での死亡
この場合は、支払額の110%の金額が保険金として支払われます。

(2)保険期間中の死亡、かつ上の項目に該当しない場合
この場合は、支払額の100%以上の保険金が支払われます。

既に5年の払込を終えた後ですと、経っている年数に応じた上積みが見込めます。
(例:7年経過時で101.3%)

明治安田生命「じぶんの積立」の契約可能な年齢について

明治安田生命「じぶんの積立」は18歳以上なら契約できますが、被保険者は6歳~65歳までとなっています。

明治安田生命「じぶんの積立」のメリットとデメリット

明治安田生命「じぶんの積立」のメリットはこの4つ。

【メリット1】
元本割れしにくい

一般的な保険商品では、中途解約に対して、割合の程度はあるもののペナルティとしての元本割れが多いです。

例えば、15年かけて合計300万円貯める契約だったけど、5年で100万円しか貯まってなくて解約した場合、返戻率90%が適用されて10万円損する、といったケースがほとんどです。

明治安田生命の「じぶんの積立」は、そのような元本割れを起こしにくいので、リスクの少ない積立保険と言えますね。
※明治安田生命が倒産した場合、元本割れを起こす可能性はあります。

【メリット2】
1~4口の5年払い、10年満期のみというシンプルな設定

明治安田生命の「じぶんの積立」はとにかくシンプルで、年齢や支払い期間によって掛け金が変わったり保障内容が変わったり、といった心配がありません。

銀行の定期預金感覚で加入できるお手軽さがありますね。

【メリット3】
生命保険としての役割も併せ持つ

契約者が亡くなった場合は、支払額と同額以上の保険金が支払われます。

また、上記保障内容に記載の通り、特定の条件下での死亡時には掛金の1.1倍の保険金が支払われるのがメリットですね。

ただ、「じぶんの積立」は保険期間が最長10年なので、一般的な終身死亡保険や定期保険に比べるとかなり短いことは知っておいてください。

【メリット4】
税金の課税対象額が減る

「じぶんの積立」は、一般生命保険控除の対象となります。

1口契約の場合でも、年間の税金控除額が『所得税4万円、住民税2万3千円(個人年金だと2万8千円)』となり、課税対象額から差し引かれます。

次に、「じぶんの積立」の3つのデメリットを紹介します。

【デメリット1】
10年以上の期間を選べず、10年預けていても、最大120万程度の受取に留まる

明治安田生命の「じぶんの積立」は、10年後に受け取るプランしかありません。

払い込み期間が5年で固定されているため、最大口数の4口(2万円)を毎月積み立てても、最大120万円ほどしか貯まりません。

車の頭金にする・家電をまとめて購入する、などの貯金にはなると思いますが、教育資金やマイホーム資金といった、大きなライフプランに対する準備としては物足りなさを感じますね。

【デメリット2】
プランが少なく、払込期間や保障内容等自由な組み立てができない

シンプルでわかりやすいのが魅力である反面、加入者側の選択の自由は、掛け金の4種類のみとなります。

「もう少し長く払込をしたい」「もっと満期保険金を増やして欲しい」といった希望は叶いません。

【デメリット3】
解約から3年間は「じぶんの積立」に入れない

「上限の4口で契約!辞めてもリスクはないから安心」と契約してみたものの、毎月2万円の出費は実際大きいですよね。

「一旦解約して、今度は2口にしよう」といった後々の調整が、じぶんの積立ではできません。

解約後3年間利用できないのを頭に入れて、契約時に無理をしないことが大切ですね。

明治安田生命「じぶんの積立」の口コミ評価を調査

じぶんの積立の良い口コミ1

今まで中途解約時の元本割れが無い商品は見たことがなかった
保険商品って長年支払ってリターンが来るものじゃないですか。

でも、その中で家族構成の変化や子供の成長に合わせて支出も増えてと考えると、とにかくリスクの低い商品を選びたかったんですよね。

その点、明治安田生命の「じぶんの積立」は、いつ辞めても元本割れしないというからびっくり。

今までこんな商品見たことありませんでした。

5千円から入れてたった5年支払えば、10年後に確実に増えて還ってきますし、途中で万一急な資金が必要になったら解約しちゃっても支払った額が満額還ってくる。
不安がないというのがとにかくありがたいです。

じぶんの積立の良い口コミ2

結婚資金として利用しています
20代前半です。今心に決めた女性はまだいませんし、まだまだ社会人になったばかりなので、しばらく仕事を頑張りたいと思いますが、やっぱり5〜10年後には結婚したいなと思っています。

ですが、この前結婚した地元の先輩に聞いたら、結婚資金が足りなくて100万円分は追加でローンを組んだと聞きました…。

いざ結婚する時にあたふたしたくないので、今のうちに貯めておこうと思って契約。

とりあえず自分は、明治安田生命の「じぶんの積立」を3口契約して、90万円確保することにしました。

5年間頑張れば終わりなのも魅力ですよね。
もし満期時に結婚の予定がなかったら…その時は自分の趣味に使おうと思います(笑)

じぶんの積立の良い口コミ3

生命保険控除も使えて、返戻率103%という額面よりもお得な保険
2口契約しています。
自分が2口契約にした理由は、1万円ポッキリなら月々間違いなく払えるだろうと思ったことと、生命保険控除をフルに活用したかったからです。

返戻率103%と見た時に、正直そこまで高いとは思いませんでした。

ですが、生命保険控除とセットで考えた時に、還ってくる税金を足すと数字的には110%くらいの力は持っている!と感じたので入りました。
途中で辞めても元本割れがありませんし、そういった点からも払い続けられるまで控除も使って、無事に払込を終えれば103%で受け取ればいい。

銀行を利用するより、明治安田生命の「じぶんの積立」の方がよっぽど堅実ですね。

悪い口コミ1

誰でも安心な分、運用としての期待が出来ない
中途解約時の元本割れが無いというのはすごいことですが、個人的にはすごく無駄な安心感だなと思います。

自分はちゃんと満期までのライフプランを想定して、きちんと払込を継続できるプランを選択しますし、そのためにライフプランナーを頼るものだと思っているので…。

きちんと払込を完了させることを前提に考えると、明治安田生命の「じぶんの積立」より返戻率の高い商品はありますし、銀行預金に毛が生えたような利益しかない点で魅力を感じませんでしたね。

悪い口コミ2

生命保険控除が個人年金保険の項目になっていない
プランナーさんから、『生命保険控除にも使えて、節税対策にもなりますよ』と勧められたのですが、よくよく聞いてみたら明治安田生命の「じぶんの積立」は、一般生命保険の項目なんですね。

私はすでに別の終身保険で≪一般≫の項目はフルの4万円分控除ができており、それはプランナーさんにも見せたはずなのですが…。

控除できるという謳い文句に乗せられる前に、自分でも確認しておいて良かったです。

商品名にも『積立』とあったので、自分がまだ控除で活用できていない個人年金保険の項目に入れば契約しようと思いましたが、今回は断念しました。

悪い口コミ3

一度解約してしまうと3年間は利用できなくなる
確かに元本割れしないノーリスクな点は、明治安田生命の「じぶんの積立」の魅力だなぁと感じました。

ただ、1口だと10年後に30万円にしかならないというのが心もとなかったので、思いきって4口で10年後に120万円受け取ろう、と思い契約。

今のところ順調に払込を継続出来ていますが、万一払込が出来なくなって解約すると、3年間新規で加入出来なくなるのを後になって知りました。

それなら最初から頑張るのではなく、5年で払込は終わるので、5年後に新たに1口、その5年後にも新たに1口と申し込んでおけば、常に1口分の5千円で積立が継続出来たなと若干の後悔があります。

明治安田生命「じぶんの積立」の口コミで分かったこと

とにかく元本割れが無い商品という安心感と、5千円の5年間払込から始められるというお手軽なところが評価されていますね。
また、生命保険控除も活用に、額面以上のメリットを感じている人も多かったです。

一方で、あくまでも安心最優先の保険商品なので、≪守り≫としての感覚であることは覚えておいた方がいいです。

銀行に預けるのと比べればメリットが大きい商品ですが、決して「じぶんの積立」のみで大きな利益を出せるわけではありません。

また、生命保険控除でも、すでに加入している保険があると控除に活用できない場合があることにも注意が必要です。

明治安田生命「じぶんの積立」は学資保険として使いにくい

「じぶんの積立」は、[金額]が少なく、[期間]が短いという観点から、学資保険に不向きと言えます。

子どもが大学に行く学費として考えた時に、一番安い国公立でも、学費だけで約250万円かかります。

その他教材代や、下宿となれば家賃や生活費等々も余計にかかってきますよね。

そうなると、学資保険としては最低でも300万円程度必要になる上、さらに子どもが私立や医歯薬系の学部を目指せばより一層お金が必要となります。

一方、学資保険として積み立てる期間としては、児童手当が中学卒業まで支給されることも考えると、子どもが生まれてから高校に入るまでの15年間と設定するのがオススメです。

これらの観点から「じぶんの積立」の内容を見ると、4口で支払いをしても120万円程度にしかならず、払込期間は5年しかないので、運用という点でも物足りなさがあります。

加えて返戻率の103%も決して高いとは言えません。

その点、学資保険に特化した商品ですと、満期保険金額や払込期間の設定が柔軟にできるものが多いです。

金額や期間を自由に設定できれば、200万円300万円と無理なく貯められるようになっていますし、教育資金を貯めるのなら学資保険の方が良いでしょう。

ちなみに、ソニー生命の学資保険なら返戻率が108%も期待できます。

教育資金を貯めたいなら、選択肢の一つとして考えておきましょう。

詳しくは↓のページで説明しています。
ソニー生命の学資保険を解説

明治安田生命「じぶんの積立」が向いている人・向いていない人

明治安田生命の「じぶんの積立」は、とにかくお手軽さを強みとしています。
今まで保険に入ったことがない人でもわかりやすく、ズボラな性格の人でもコツコツと貯蓄できるのが、この商品の良いところ。

シンプルな保険商品なので、条件を細かく設定をするのが面倒!という人に向いています。

複利の力を利用して20年、30年と長期で積み立てて行きたい人や、短期間でもっと返戻率が高い保険に入りたい人には不向きです。

明治安田生命の「じぶんの積立」は学資保険の代わりとしては不向き

監修者:FP品木彰

「じぶんの積立」は積立保険としては優秀ですが、学資保険の代わりとして加入するのはあまりおすすめできません。

なぜなら「じぶんの積立」は、

  • 積立期間が短い
  • 積立可能額も少ない

ため、学資保険を使って貯めるべき金額が貯まらないからです。

例えば、大学の進学に必要な費用は、平均で250万円と言われていますが、「じぶんの積立」で貯まる額は120万円程が限度…。

また、学資保険は積立期間を10~15年程度設けている商品が多いですが、「じぶんの積立」は最大で5年間しか積み立てができません。

以上の理由からじぶんの積立を学資保険の代わりに使うのは不向きです。

しかし「じぶんの積立」は、いつ解約しても元本割れせず、生命保険料控除も使って節税できる優秀な積立保険ですので、短期間で効率よく貯蓄したいという人には、おすすめできる保険です。

監修:FP品木彰